ブラックウォールナット

玄関付近の足場からは秋空が覗いて見えました。

だいぶ涼しくなった現場の床張りを見てきました。

使用するのは深い色味が落ち着くブラックウォールナットです。

重厚感があるという印象が一般的でしょうか。強度と粘りがあり

衝撃吸収にも優れています。

節や辺材の多く入るラスティックグレードなので綺麗にまとまりすぎることなく

木目が好きな方にはうれしい個性的な仕上がりが期待できそうです。

リビングとダイニングには色や木目を引き立てるオイルフィニッシュならではの

しっとりとした仕上がりのものを。キッチンにはお手入れが楽になるガラスフィニッシュを

張っていきます。

始めはほのかに紫味が感じられるダークブラウン、経年変化で紫味や黒味が抜けて穏やかな赤茶色に

変化していく、ということです。そのような変化も含め人と家、共に穏やかに年を取っていけたら良いですね。

さて話が長くなりましたが、いろいろなサイズが梱包されてきているので

まずはサイズごとに並べ、そこから大工さんが色を見て長さをみて、

調整しながら施工していきます。

寒暖差で伸縮したときに板が膨らんだり反ったりしない様に

数ミリの隙間を確保しながら固定していきました。

養生を剝がし全貌が見えたらまた撮影したいと思います。